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【脳幹部海綿状血管腫】47歳 男性

症状について

こちらの男性は脳幹出血を繰り返しており3回目の出血後、手術を行うために入院中に4回目の出血が発生し昏睡状態となり緊急手術が行われました。

脳幹での4回目の出血という命に関わる非常に危険な状態でした。
出血の際に病院内にいたことが幸いでした。

手術

posterior transpetrosal approachという術式ですべて摘出完了しました。

術前、術後MRI画像

脳幹出血47歳男性のMRI実例画像 脳神経外科医 大森一美

術前

脳幹出血47歳男性のMRI実例画像 脳神経外科医 大森一美

術後

手術後

4回目の出血による昏睡状態からも目が覚め、入院時とほぼ同じ状態まで回復し、退院となりました。