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【鞍上部脳腫瘍、下垂体腺腫】62歳 女性

症状について

こちらの女性は視力低下、視野狭窄にて受診、このまま症状が進行すると視神経を圧迫し失明の恐れがありました。
鞍上部に大きな脳腫瘍を認め、内視鏡のみでは摘出困難と判断し、開頭術+内視鏡下摘出術の同時手術を施行しました。


手術

上述の通り、同時手術を行いましたが、開頭術のみでは確認が難しい、また、内視鏡のみでは観ることが難しい部位を補い合いながらの手術が出来たため、非常に安全に施行することが出来ました。。

このように難しい手術の場合は他の外科医と連携して手術を行うことも珍しくありません。いかに患者さまの身体を傷つけずに手術ができるかを考えています。

術前、MRI画像

【鞍上部脳腫瘍、下垂体腺腫】62歳 女性  脳神経外科医 大森一美

術前


手術後

腫瘍は全て摘出完了し手術後の合併症もありませんでした。